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ローマ法王、28日に退位「職務継続が難しくなった」 [時事トレンド]

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ベネディクト16世 
28日に退位「職務継続が難しくなった」(朝日新聞デジタル)

法王は原則として終身制で、辞任は極めて異例

ローマ法王庁(バチカン)は11日、第265代ローマ法王ベネディクト16世(85)が28日午後8時をもって退位すると発表した。法王は原則として終身制で、辞任は極めて異例だ。高齢の法王は循環器系の持病があるとされ、自らの意思が鮮明なうちに後継者に責務を託すことを決断したとみられる。

 記者会見したバチカンのロンバルディ広報官によると、法王の退位は、この日午前に開かれた枢機卿会議の最後にラテン語で表明された。「職務を続けることが難しくなり、重荷と感じるようになった。退位は教会のためになる」などと語ったという。

 生前退位の例としては、1294年のケレティヌス5世、1415年のグレゴリウス12世などがある。



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